中国恒大、11日の利払い遅延 同業の新力も2.5億ドル支払い不能

Reuters

発行済 2021年10月11日 23:38

更新済 2021年10月12日 00:09

[香港 11日 ロイター] - 経営危機に陥っている中国の不動産大手、中国恒大集団の社債を保有する海外投資家の一部がアジア時間11日の期限までに利払いを受け取っていないことが、関係者の話で分かった。

11日は2022年4月、23年4月、24年4月の各償還債の半年に1度の利払い日だったが、中国恒大は国内債権者を優先し、ドル建て債については先月に2回期日が到来したにもかかわらず、利払いを見送ったまま沈黙を守っているため、今回も実施の可能性は低いとみられていた。

中国恒大からのコメントは現時点で得られていない。