アイル Research Memo(9):配当性向30%台、純資産配当率8%以上を目標かつ安定配当を指標とする

Fisco

発行済 2021年10月12日 15:09

更新済 2021年10月12日 15:31

■アイル (T:3854)の株主還元策

利益還元については、業界における競争力の維持強化のための内部留保、株主資本利益率の水準、経営などを総合的に勘案して成果の配分を行っていくことを基本方針とし、配当性向30%台、純資産配当率(DOE)8%以上を目標かつ安定配当を指標としている。


この基本方針に基づいて、2021年7月期の配当は前期比2.00円増配の年間17.00円(普通配当15.00円、記念配当2.00円)、配当性向34.8%とした。
また、2022年7月期の配当は前期同額の年間17.00円(第2四半期末8.00円、期末9.00円)とし、配当性向は32.8%を予定している。
収益拡大に伴い、株主還元のさらなる充実も期待される。



■ESG経営・SDGsへの取り組み

同社はSDGsへの取り組みも積極化している。
一例を挙げると、社会貢献活動の一環として、2019年と2021年には難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)の啓発活動を行う一般社団法人WITH ALSによるイベント「MOVE FES.2019」に協賛した(2020年はコロナ禍のため開催中止)。


また地域支援(島根県松江市)の取り組みとして、2017年に開設した「アイル松江ラボ」では、島根大学や松江工業高等専門学校を中心とする現地採用や、オフィス1Fを「IT交流スペース」として開放し、ITのスキルや関心を高められるように活動を行っている。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)


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