米SECがゲームストップ株騒動検証、市場機能は「健全さ」維持と結論

Reuters

発行済 2021年10月19日 11:16

[ワシントン 18日 ロイター] - 今年1月にビデオゲーム販売のゲームストップ株が乱高下して社会騒動にまでなった問題について、米証券取引委員会(SEC)が18日に待望の検証報告書を公表した。

ゲームストップ株は、ソーシャルメディアを介して結束した個人投資家の買いが集まる「ミーム株」の象徴的存在となり、短期間に高騰。空売りを仕掛けていたヘッジファンドが買い戻しを迫られた後、複数の証券会社が取引制限に動き、上値が抑え込まれたため個人投資家が激怒し、議会で公聴会が開かれる事態に発展した。