キオクシアと米ウエスタンデジタルの合併交渉が膠着=関係筋

Reuters

発行済 2021年10月22日 08:20

更新済 2021年10月22日 10:28

[21日 ロイター] - 米半導体大手のウエスタンデジタルとキオクシアホールディングス(旧東芝メモリホールディングス)の合併交渉がここ数週間膠着している。関係者2人が21日、ロイターに明らかにした。

事業価値や日本政府による承認、キオクシア大株主の東芝が進めている経営見直しを巡る懸念がネックになっているという。

この報道は米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が最初に伝えた。

匿名を条件に関係筋が明らかにしたところによると、ウエスタンデジタルは適切な条件であればこの取引を継続することに意欲的という。

キオクシアの広報担当者は、臆測にはコメントしないと述べた。ウエスタンデジタルからはコメントを得られていない。