日経平均は130円安でスタート、日本郵政やファーストリテなどが下落

Fisco

発行済 2021年10月22日 09:58

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28578.53;-130.05TOPIX;1992.02;-8.79


[寄り付き概況]

 22日の日経平均は130.05円安の28578.53円と続落して取引を開始した。
前日21日の米国株式市場はまちまち。
ダウ平均は6.26ドル安の35603.08ドル、ナスダックは94.02ポイント高の15215.70で取引を終了した。
史上最高値付近から利益確定売りに押され、寄り付き後、下落。
中国の不動産会社の破たん懸念や高インフレの長期化への脅威も良好な企業決算が相殺し、引けにかけてダウは下げ幅を縮小した。


 今日の東京株式市場は売りが先行した。
中国不動産企業の経営不安が引き続き懸念されたほか、原油先物相場の高止まりによる企業収益の圧迫や、米長期金利の一段の上昇が警戒され、買い手控え要因となった。
一方、昨日の米株式市場でS&P500が最高値を更新し、東京市場の株価支援要因となったことに加え、ナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価を支えた。
また、昨日の日経平均が500円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いも入りやすかったが、寄り付き段階では売りが優勢だった。
なお、取引開始前に発表された9月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比0.1%上昇した。
QUICKがまとめた市場予想の中央値は同0.1%上昇だった。


 セクター別では、鉄鋼、鉱業、非鉄金属、証券商品先物、その他金融業などが値下がり率上位、海運業、精密機器、ゴム製品、電気機器、空運業などが値上がり率上位に並んでいる。
東証1部の売買代金上位では、日本郵政 (T:6178)、ファーストリテ (T:9983)、日本製鉄 (T:5401)、JFE (T:5411)、ファナック (T:6954)、みずほ (T:8411)、信越化 (T:4063)、三菱商事 (T:8058)、イビデン (T:4062)、中外薬 (T:4519)、デンソー (T:6902)、INPEX (T:1605)、キリン (T:2503)などが下落。
他方、ソフトバンクG (T:9984)、日本郵船 (T:9101)、川崎汽船 (T:9107)、東エレク (T:8035)、レーザーテック (T:6920)、アドバンテスト (T:6857)、ディスコ (T:6146)、HOYA (T:7741)、コマツ (T:6301)、ベイカレント (T:6532)などが上昇している。


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