セブン工、新日科学、KOAなど

Fisco

発行済 2021年10月22日 15:28

(T:4689) ZHD 663.1 -30.5大幅続落。
スナップチャットを運営する米スナップが前日引け後に7-9月期決算を発表、売上高、10-12月期見通しが市場予想を下回り、時間外取引で一時30%程の急落となった。
アップルのプライバシー基準の変更に伴うデータ収集制限、デジタル広告測定への影響が想定比下振れの背景となっている。
これを受け、同社やサイバーAG (T:4751)などデジタル広告関連銘柄の一角に売りが波及する形に。


(T:7896) セブン工 666 +100ストップ高。
前日に上半期業績予想の上方修正を発表。
営業利益は従来予想の0.7億円から1.46億円、前年同期比3.8倍の水準にまで引き上げた。
木構造建材事業における受注の拡大や収益性改善に向けた取り組みの奏効などが背景となったもよう。
第1四半期は赤字に転落していたことで、想定外の急速な収益回復がポジティブサプライズにつながっている。


(T:3861) 王子HD 562 0もみ合い。
上半期営業利益は前年同期比2.1倍の630億円前後になったもようとの業績観測が伝わった。
従来予想の500億円を上振れたほか、600億円程度の市場コンセンサスも上回る着地となったもよう。
東南アジアにおける製造業向けの段ボール需要が伸びたほか、外販する製紙原料の値上がりも寄与した。
ただ、第1四半期は同2.6倍の水準であったほか、足元の円安進行の影響も今後懸念され、好反応は限定的に。


(T:1976) 明星工業 685 -33大幅続落。
前日に発表している上半期業績予想の下方修正がマイナス視されている。

営業利益は従来予想の23.5億円から19.5億円、前年同期比19.6%減に引き下げ。
大口案件の工事などの進捗が想定を下回っていることが背景のようだ。
第1四半期は9.9億円で同41.5%増益であったため、一転しての2ケタ減益転落見通しがネガティブインパクトにつながっている。


(T:8732) マネパG 255 +1一時急伸。
前日に上半期の業績速報を発表。
これまで業績予想は未定としていた。
営業損益は4億円の黒字となり、前年同期5.8億円の赤字から黒字転換。
為替相場の変動率が低調に推移するなかでもトレーディング損益が順調に推移したもよう。
また、連結子会社の事業撤退など不採算事業の見直しによる大幅なコストカット策なども奏効したようだ。
第1四半期は2億円の黒字であり、順調な収益改善が継続していることをプラス視。


(T:6146) ディスコ 31000 +900大幅反発。
前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は245億円で前年同期比74.2%増益、会社計画の187億円に加えて、市場予想も30億円程度上回っている。
個別売上高速報でコンセンサスはやや切り上がっていたとみられるが、それでも想定以上の着地と受けとめられている。
10-12月期計画は188億円としており、ガイダンスに保守的な傾向が強い中でも、コンセンサスと同水準になっている。


(T:6999) KOA 1578 -142大幅反落。
前日に上半期決算を発表、営業利益は34.7億円で前年同期比7倍の水準となっている。
従来予想の36.7億円はやや下回る着地に。
自動車向け売上高の大幅な増加などが収益拡大の背景になっている。
一方、第3四半期見通しは累計で48.1億円、同3.9倍の見通しとしており、10-12月期は13.4億円で前四半期比では13.0%の減益となる前提。
収益拡大基調の一服感なども意識される状況のようだ。


(T:3291) 飯田GHD 2816 -22反落。
前日に上半期業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来の610億円から870億円、前年同期比65.3%増に引き上げへ。
生活様式の変化に伴う分譲戸建住宅への関心の高まりを背景に需給バランスが改善され、主力の戸建分譲事業の業績が堅調に推移している。
ただ、第1四半期は同2.6倍で従来の上半期予想比進捗率も68%程度に達していたため、今回の業績上方修正水準の上振れは想定線とも捉えられる形に。


(T:3923) ラクス 3380 +30反発。
前日に上半期業績予想の上方修正を発表。
営業利益は従来の6.8億円から8.9億円、前年同期比47.9%減に引き上げ。
IT 人材事業が好調で売上高が計画を上振れたほか。
採用施策の期ズレや福利厚生費・広告宣伝費の未消化などが発生しているもよう。
第1四半期の段階で進捗率は76%となっていたことでサプライズは大きくないものの、過度な収益悪化への警戒感は後退する状況のようだ。


(T:2395) 新日科学 1369 +192急騰。
前日に業績予想の上方修正を発表、上半期営業利益は従来予想の12.2億円から19.5億円、通期では25.5億円から38億円に、それぞれ増額。
バイオ医薬品の開発競争が激化するなか、強みを持つ霊長類(サル)試験の需要が拡大しており、主力事業である前臨床事業の売上が上振れた。
第1四半期営業増益率は9.9%増にとどまっていたため、足元の収益拡大は想定以上との見方に。

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