日経平均は反落、値がさ株売られ一時300円超安、好決算銘柄が支え

Fisco

発行済 2021年10月25日 15:59

日経平均は反落。
22日の米国市場でNYダウは反発して73ドル高となり、およそ2カ月ぶりに過去最高値を更新した。
ただ、引き続きインフレ懸念がくすぶったほか、半導体のインテルや写真・動画共有アプリのスナップが決算を受けて急落。
また、参院静岡選挙区の補欠選挙で自民党候補が敗れたこともネガティブ視され、週明けの日経平均は277円安からスタートした。
値がさ株を中心に売りが出て、前引けにかけて一時28472.55円(前週末比332.30円安)まで下落したが、好決算銘柄に積極的な買いが入り下値を支えた。


大引けの日経平均は前週末比204.44円安の28600.41円となった。
東証1部の売買高は10億4576万株、売買代金は2兆2792億円と8月27日以来の低水準だった。
業種別では、ゴム製品、食料品、情報・通信業が下落率上位だった。
一方、鉄鋼、鉱業、海運業が上昇率上位だった。
東証1部の値下がり銘柄は全体の61%、対して値上がり銘柄は34%となった。


個別では、日経平均への寄与が多いソフトバンクG (T:9984)とファーストリテ (T:9983)が3~4%下落し、2銘柄で日経平均を約145円押し下げた。
政府保有株の売出しで価格決定期間に入った日本郵政 (T:6178)は4%超下落し、ハイテク株安の流れからレーザーテック
(T:6920)は3%近く下落した。
その他では東エレク (T:8035)やトヨタ自 (T:7203)が軟調。
また、ips (T:4390)などが東証1部下落率上位に顔を出した。
一方、ソニーG (T:6758)や郵船 (T:9101)が堅調で、米アップルが電気自動車(EV)向けバッテリーの調達先として検討と伝わったパナソニック (T:6752)は5%近い上昇。
決算発表銘柄では中外薬 (T:4519)が10%を超える上昇となり、東製鉄 (T:5423)はそれ以上の急伸を見せた。
また、ラウンドワン (T:4680)が持分法適用会社化すると発表したSKジャパン (T:7608)は買い気配のままストップ高比例配分となった。

アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう!
今すぐダウンロード

金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。 上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。

ログアウト
本当にログアウトしますか?
いいえあり
キャンセルあり
変更を保存