米ロッキード、売上高見通し下げ 供給網問題で 株価12%急落

Reuters

発行済 2021年10月27日 03:51

[ワシントン 26日 ロイター] - 米軍事用航空機メーカー大手ロッキード・マーチンは26日、今年と来年の売上高見通しを下方修正した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に伴うサプライチェーン混乱が重しとなる見込み。

ロッキードの株価は一時12%急落した。

同社のTaiclet最高財務責任者(CFO)は、サプライチェーンを巡る問題がここ2カ月で悪化したと指摘。2021年の売上高見通しを2.5%引き下げ670億ドルとし、22年は660億ドルに減少する可能性があるとした。「パンデミックが引き起こした財政上のストレスに引き続き対処している」とも述べた。

売上高は23年には再び増加に転じ、26年にかけ着実に増加する見通しとした。