米TIの第3四半期、売上高が予想下回る 株価下落

Reuters

発行済 2021年10月27日 07:21

更新済 2021年10月27日 08:45

[26日 ロイター] - 米半導体大手のテキサス・インスツルメンツ(TI)が26日発表した第3・四半期決算は、売上高が市場予想を下回った。半導体業界のサプライチェーン(供給網)制約が影響した。同社はまた、市場予想を下回る第4・四半期売上高見通しを示した。発表を受けて株価は4.6%下落した。

TIは半導体製造に使用される部品の不足に直面しており、拡大する需要に対応しきれていない。

第4・四半期の売上高は42億2000万─45億8000万ドルと予想。予想中央値はリフィニティブがまとめたアナリスト予想平均値(44億4000万ドル)を下回っている。

第3・四半期の売上高は、前年比22%増の46億4000万ドルで、市場予想の46億6000万ドルを下回った。