東証、現物市場の取引時間30分延長へ 24年後半めど

Reuters

発行済 2021年10月27日 13:35

更新済 2021年10月27日 15:18

[東京 27日 ロイター] - 日本取引所グループは27日、東京証券取引所の現物市場の取引時間を30分間延長する準備を進めると発表した。2024年後半をめどに実施する予定で、延長後は取引終了時刻が現在の午後3時から午後3時半へ変更となる。

取引時間の延長については、昨年10月のシステム障害で取引が終日停止となったことをきっかけに、障害発生時に取引機会を確保できる可能性を高める「レジリエンス(復元力、回復力)の向上」という観点から、検討が進められていた。