ソニーG、連結営業益初の1兆円へ テレビ販売など好調広範に

Reuters

発行済 2021年10月28日 15:44

更新済 2021年10月28日 19:27

[東京 28日 ロイター] - ソニーグループは28日、2022年3月期の連結営業利益見通しを1兆0400億円と発表した。テレビの販売増や映画のライセンス収入など幅広い分野で好調を維持する見通しだという。

従来予想は9800億円、IBESがまとめたアナリスト24人の予想平均値は1兆0275億円だった。

部門別で営業利益計画の上方修正幅が最も大きかったのは、エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション(EP&S)分野。1900億円と8月予想から200億円増える。半導体不足でデジタルカメラの販売が伸びず、部門売上高は前回見通しから小幅に減るものの、テレビの販売増やコスト削減が利益を押し上げる。