パナソニック、営業益見通しを上方修正 半導体不足に明るさも

Reuters

発行済 2021年10月28日 17:51

更新済 2021年10月28日 19:00

[東京 28日 ロイター] - パナソニックは28日、2022年3月期の連結営業利益見通しを従来予想から400億円引き上げ、前年比43.1%増の3700億円に上方修正した。円安やIT投資の拡大が追い風になってたという。

IBESがまとめたアナリスト20人の予想平均値は3680億円だった。

連結売上高見通しも従来予想の7兆円から、同9%増の7兆3000億円に上方修正した。会見した梅田博和CFOによると、上期の円安進行に加え、データセンターなど情報通信インフラ向け投資が活発で、米電気自動車(EV)大手テスラ向けの円筒型車載電池も「増収増益基調が続いている」という。