日経平均は3日ぶり反発、日米決算受け方向感乏しく、海運株急伸

Fisco

発行済 2021年10月29日 16:03

更新済 2021年10月29日 16:15

日経平均は3日ぶり反発。
28日の米国市場でNYダウは反発し、239ドル高となった。
ナスダック総合指数とS&P500指数は過去最高値を更新したが、アップルやアマゾン・ドット・コムが決算を受けて時間外取引で急落。
本日の日経平均は前日終値近辺でスタートすると、前場中ごろには28475.06円(前日比345.03円安)まで下落する場面があった。
ただ、好決算銘柄に買いが入って下げ渋り、後場の寄り付き直後には一時29000.65円(同180.56円高)まで上昇するなど、やや方向感に乏しい展開だった。


大引けの日経平均は前日比72.60円高の28892.69円となった。
東証1部の売買高は15億6498万株、売買代金は3兆5317億円だった。
業種別では、海運業、パルプ・紙、鉄鋼が上昇率上位だった。
一方、金属製品、証券、ガラス・土石製品が下落率上位だった。

東証1部の値上がり銘柄は全体の47%、対して値下がり銘柄は48%となった。


個別では、ソフトバンクG (T:9984)、東エレク (T:8035)、ファーストリテ (T:9983)がしっかり。
業績上方修正のソニーG (T:6758)は2%近く上昇し、キーエンス (T:6861)も決算が好感されて5%の上昇となった。
前引け後に決算発表した商船三井 (T:9104)が後場急伸し、郵船 (T:9101)や川崎船 (T:9107)といった他の海運株にも買いが波及。
また、富士電機 (T:6504)
が東証1部上昇率上位トップとなった。
一方、売買代金トップの日本郵政 (T:6178)は続落。
政府保有株の売出しで受渡日を迎え、利益確定売りが先行した。
レーザーテック<
6920>も軟調。
決算発表銘柄ではアドバンテス (T:6857)やルネサス (T:6723)が2~3%下落し、パナソニック (T:6752)は6%超の下落。
また、カプコン (T:9697)やアンリツ (T:6754)も急落し、ZOZO (T:3092)が東証1部下落率トップとなった。

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