日経平均は184円安でスタート、レーザーテックやKDDIが下落

Fisco

発行済 2021年11月02日 09:25

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;29462.40;-184.68TOPIX;2036.20;-8.52


[寄り付き概況]

 2日の日経平均は184.68円安の29462.40円と3日ぶり反落して取引を開始した。
前日1日の米国株式市場は続伸。
ダウ平均は94.28ドル高の35913.84ドル、ナスダックは97.53ポイント高の15595.92で取引を終了した。
11月に入り新規投資や良好な企業決算を好感した買いが続き、寄り付き後上昇。
高値付近からは利益確定の売りが重しとなり一時下落に転じるも押し目での買い意欲も強く上げを回復。
電気自動車テスラ(TSLA)
の上昇にも支援され引けにかけて上げ幅を拡大し、主要株式指数は連日で史上最高値を更新して終了した。


 今日の東京株式市場は売りが先行した。
昨日の日経平均が700円を超す上げとなり、短期的な利益確定売りが出やすかったほか、明日の東京市場が休場となることに加え、4日未明に発表されるFOMCの結果やパウエルFRB議長の会見内容を見極めたいとして、積極的な買いを見送る向きもあった。
一方、昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が連日の最高値更新となり、東京市場の株価の支えとなったほか、昨日、東京の新型コロナ新規感染者数が9人と約1年5か月ぶりに1桁となるなど、感染縮小が続いていることから、経済活動の活発化が期待され、さらに、岸田首相が数十兆円規模の経済対策を11月中旬にまとめると表明したことも株価下支え要因となったが、寄り付き段階では売りが優勢だった。


 セクター別では、精密機器、保険業、海運業、化学、金属製品などが値下がり率上位、空運業、繊維製品、陸運業、卸売業、石油石炭製品などが値上がり率上位に並んでいる。
東証1部の売買代金上位では、レーザーテック (T:6920)、信越化 (T:4063)、KDDI (T:9433)、エムスリー (T:2413)、JT (T:2914)、商船三井 (T:9104)、AGC (T:5201)、村田製<
6981>、ファナック (T:6954)、ダイキン (T:6367)、NEC (T:6701)などが下落。
他方、ソフトバンクG (T:9984)、ANA (T:9202)、JAL (T:9201)、三井物産 (T:8031)、三菱商事 (T:8058)、富士通 (T:6702)、ベイカレント (T:6532)、オリックス (T:8591)、ZHD (T:4689)、JR東 (T:9020)、JR西 (T:9021)、OLC (T:4661)などが上昇している。


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