日経平均は3日ぶり反落、祝日やFOMC前に反動安、TDKや京セラには買い

Fisco

発行済 2021年11月02日 15:55

日経平均は3日ぶり反落。
1日の米国市場でNYダウは3日続伸し、94ドル高となった。
S&P500指数、ナスダック総合指数とともに連日で過去最高値を更新した。
ただ、日経平均は前日に衆院選結果を受けて急伸しており、本日は利益確定売りが先行して184円安からスタート。
前場には好業績銘柄が買われ下げ渋ったが、祝日や米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に持ち高調整の売りが出たほか、NYダウ先物の時間外取引での下落や円相場の上昇もあって、後場に一時29457.18円(前日比189.90円安)まで下落した。


大引けの日経平均は前日比126.18円安の29520.90円となった。
東証1部の売買高は11億
8356万株、売買代金は2兆7777億円だった。
業種別では、保険業、証券、非鉄金属が下落率上位で、その他も全般軟調。
一方、空運業、海運業、繊維製品など4業種が上昇した。
東証1部の値下がり銘柄は全体の73%、対して値上がり銘柄は25%となった。


個別では、三井物産 (T:8031)が4%の下落。
後場の取引時間中に決算発表し、マイナス転換した。
その他売買代金上位では、レーザーテック (T:6920)やキーエンス (T:6861)がさえない。
ソフトバンクG (T:9984)やトヨタ自 (T:7203)は小安く引けた。
業績上方修正のAGC (T:5201)は朝高後に売りに押され、ポーラオルHD (T:4927)、日立造 (T:7004)、協和キリン (T:4151)は決算を受けて急落。
前日ストップ安比例配分の関西スーパ (T:9919)は大幅続落し、東証1部下落率上位に顔を出した。
一方、業績上方修正のTDK (T:6762)は8%超、京セラ (T:6971)は5%超の上昇。
前場に決算発表した丸紅 (T:8002)も買われた。
その他売買代金上位では、郵船 (T:9101)、ソニーG (T:6758)、東エレク (T:8035)が小じっかり。
デクセリアルズ (T:4980)やイマジカG (T:6879)はストップ高を付け、アドウェイズ (T:2489)なども東証1部上昇率上位に顔を出した。

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