任天堂、下期スイッチ販売計画引き下げ 半導体不足が年末商戦直撃

Reuters

発行済 2021年11月04日 16:20

更新済 2021年11月04日 17:45

[東京 4日 ロイター] - 任天堂は5日、ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の2022年3月期販売台数計画を2400万台へ下方修正すると発表した。下期も半導体不足が続き、年末に向けて膨らむ需要を満たすだけの生産は難しいと判断したという。

上期の販売台数は828万台。会見した古川俊太郎社長は、目立った品不足は発生しなかったものの「(年末の)ホリデー商戦に向けて、想定需要を満たせるほど生産ができない。半導体不足が現時点で改善する兆しはない。引き続き厳しい状況が続いている」と語った

第1・四半期決算を公表した8月時点の通期計画は2550万台だった。