台湾TSMC、熊本に半導体製造工場 ソニーが約570億円出資

Reuters

発行済 2021年11月09日 19:27

更新済 2021年11月09日 21:09

[東京 9日 ロイター] - ソニーグループは9日、台湾積体電路製造(TSMC)が熊本県に設立する半導体製造子会社にソニーセミコンダクタソリューションズ(SSS)が約570億円出資すると発表した。出資比率は20%未満になるという。

SSSが出資するTSMCの半導体子会社ジャパン・アドバンスド・セミコンダクター・マニュファクチャリング(JASM)は2024年末までに生産開始を目指し、月間生産能力は4万5000枚(300ミリウエハ)となる見込み。回路線幅は22ナノメートル(ナノは10億分の1)と28ナノメートル。

ソニーはTSMCの日本工場立ち上げに協力する方針を明らかにしており、出資の可能性についても検討中としていた。