独インフィニオン、7─9月期は予想上回る増収 半導体需要好調

Reuters

発行済 2021年11月10日 18:46

[ストックホルム 10日 ロイター] - ドイツの半導体大手インフィニオンは10日、第4・四半期(7─9月)の売上高が10%増加したと発表した。世界的な半導体不足で半導体の価格が上昇し、需要も膨らんだ。

同社は売上高の約40%を自動車部門で稼いでいる。

第1・四半期(10─12月)の売上高が30億ユーロになるとの見通しも示した。バラ・リサーチがまとめた市場予想の29億3000万ユーロを上回った。

ラインハルト・プロス最高経営責任者(CEO)は「成長機会を活用するため、さらに多額の投資を行う。引き続き製造能力を拡大している。シリコンのほか、シリコンカーバイド、窒化ガリウムといった化合物半導体だ」と述べた。