日経平均は大幅続伸、332円高、MSCI見直し発表やSQ通過も

Fisco

発行済 2021年11月12日 15:58

日経平均は大幅続伸。
11日の米国市場でNYダウは3日続落し、158ドル安となった。
ただ、半導体関連を中心に買い戻しが入り、ナスダック総合指数は3日ぶりに反発。
本日の日経平均はこうした流れで103円高からスタートすると、MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)指数構成銘柄見直し発表やオプション11月物の特別清算指数(SQ)算出を通過したこともあり、朝方に一時29661.22円(前日比383.36円高)まで上昇した。
その後は週末を前に売りも出て、高値圏で堅調もみ合いとなった。


大引けの日経平均は前日比332.11円高の29609.97円となった。
なお、オプション11月物のSQ値は29388.47円。
東証1部の売買高は13億2145万株、売買代金は2兆9426億円だった。
業種別では、不動産業、鉄鋼、鉱業が上昇率上位で、その他も全般堅調。
下落したのは石油・石炭製品のみだった。
東証1部の値上がり銘柄は全体の78%、対して値下がり銘柄は19%となった。


個別では、ソフトバンクG (T:9984)やトヨタ自 (T:7203)が2%超、レーザーテック (T:6920)が4%超の上昇。
東エレク (T:8035)、郵船 (T:9101)などその他売買代金上位も全般堅調だった。
決算発表銘柄ではPD (T:4587)、シチズン (T:7762)、ホトニクス (T:6965)、パーソルHD (T:2181)、丸井G (T:8252)などが急伸。
また、メドピア (T:6095)やEG (T:6050)がストップ高を付けたほか、大真空 (T:6962)などが東証1部上昇率上位に顔を出した。
一方、ファーストリテ (T:9983)やOLC (T:4661)は小安い。
株主総会を巡る調査結果を公表した東芝 (T:6502)は後場売りに押された。
決算発表銘柄ではスズキ (T:7269)が軟調で、ヤクルト (T:2267)
は後場に決算発表して急落する場面があった。
また、業績下方修正のレアジョブ (T:6096)が売り気配のままストップ安比例配分となり、前期がのれんの減損計上で赤字となったLIFULL (T:2120)なども東証1部下落率上位に顔を出した。

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