ピアラ---3Q減収も、通販DXサービスの本格稼動など収益源の拡充進める

Fisco

発行済 2021年11月15日 11:32

更新済 2021年11月15日 11:45

ピアラ (T:7044)は12日、2021年12月期第3四半期(21年1月-9月)連結決算を発表した。
売上高が前年同期比9.2%減の98.23億円、営業損失が1.04億円(前年同期は3.66億円の利益)、経常損失が0.81億円(同3.37億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が1.79億円(同2.35億円の利益)となった。


既存事業については、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により、リアルイベントの中止や広告媒体の発刊中止が相次いだほか、東南アジアでの海外事業の展開が想定よりも鈍化した。
一方で、Webを中心としたKPI保証の新規顧客獲得や既存顧客の育成を中心としていた事業形態(KPI保証サービス)から、ブランディング広告やTVCM等にも事業領域を拡大し、オンライン・オフラインのデータを一気通貫で分析し広告効果を効率化するための通販DXサービスを本格稼働した。
通販DXサービスとして、TVCM効果を可視化するサービス「CM-UP」や、オフライン広告とWebを連動するサービス「オフラインDX」、ミドルファネル施策、インフルエンサー施策、インフォマーシャルに注力した。
また、これらのサービスは他業種への応用が容易であるといい、ヘルスケア&ビューティ市場の広告市場が健全化に向かうなかでの積み上げ施策として異業種に横展開し、収益源の拡充を進めた。


また、2020年に設立した連結子会社ピアラベンチャーズにおいて設立したファンド「ピアラベンチャーズ1号投資事業有限責任組合」よりエフ・コードに投資を実行した。
エフ・コードとの協業で同社の通販DXサービス等のマーケティング効果の最大化を目指すとしている。


新規事業については、エンタメ業界におけるあらゆるサービスを1つに集約した次世代型総合エンタメプラットフォーム「サイバースター」に、アーティストのデジタルコンテンツをNFTとして発行し売買することができる、NFTモールをオープンする準備を進めた。


2021年12月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。
売上高が前期比14.0%減(前回予想比15.8%減)の125.48億円、営業損失が1.82億円、経常損失が1.71億円、親会社株主に帰属する当期純損失が2.49億円としている。



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