米アップル、労働条件に関する意見表明は従業員の権利と念押し

Reuters

発行済 2021年11月22日 09:36

[サンフランシスコ 20日 ロイター] - 米アップルは19日の社内サイトへの投稿で、従業員に対し、労働条件について「自由に話をする」ことは禁止していないと念を押した。秘密主義で知られる同社を巡っては、従業員が給与などについてオープンに話す権利があると認識していないケースが散見されるとの指摘もある。

投稿は「懸念を抱いている全ての従業員に、社内外を問わず最もやりやすい方法で懸念を提起するよう奨励する」と記された。

アップルのスポークスマンはコメントを控えた。

アップルの業務遂行に関するポリシーには、従業員が給与や勤務時間、労働条件を議論する権利は制限されていないとの文言が既に含まれている。こうした権利は一般的に米国の法律によって守られている。