マザーズ指数は大幅反落、米長期金利上昇でグロース売り加速、値下がり率トップはグローバルW

Fisco

発行済 2021年11月24日 16:53

 本日のマザーズ指数は23.59pt安の1143.04ptと大幅反落。
週明け22日から国内が祝日だった23日までの米株式市場は、NYダウが17.27ドル高、194.55ドル高と続伸した一方、ナスダック総合指数は-1.26%、-0.50%安と続落。
連邦準備制度理事会(FRB)の議長人事を受け不透明感が後退した反面、早期金融引き締めへの思惑から長期金利が上昇、景気敏感株が買われた一方、ハイテク株に売りが広がった。
祝日明けの東京市場でも、米国での長期金利上昇・ハイテク株売りの動きを背景にリスク回避の動きが先行し、グロース株を中心に朝方から急落。
高バリュエーション銘柄の集まりであるマザーズ指数は朝方から下げ幅を拡げ、午前中頃には一時1134.82ptまで下落した。
ただ、下値メドと思われる25日移動平均線(1135pt)まで一気に下げたことで、売り一巡後は下げ渋り、その後は安値圏でのもみ合いに終始した。
なお、売買代金は概算で2130.56億円。
騰落数は、値上がり96銘柄、値下がり286銘柄、変わらず12銘柄となった。
売買代金は活況の目安とされる2000億円を7日連続で上回った。

 個別では、BASE (T:4477)、メルカリ (T:4385)、HENNGE (T:4475)、Appier (T:4180)など時価総額上位銘柄をはじめ多くの銘柄が大きく売り込まれた。
下落率上位にはグローバルウェイ (T:3936)、サーキュレーション (T:7379)、CCT (T:4371)、プロジェクトカンパニー (T:9246)など直近買い進まれていた銘柄群が並んだ。
一方、米ニューロクライン社と統合失調症などの精神薬開発で提携したそーせい (T:4565)がストップ高比例配分となり、東証1部への市場変更を発表したJMDC (T:4483)も買われた。
また、直近IPOのGRCS (T:9250)は連日のストップ高と急伸劇をみせた。
そのほか、ビーブレイク (T:3986)、ホープ (T:6195)、リボミック (T:4591)などが上昇率上位に並んだ。

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