シェルの豪再生エネ社買収に非難殺到 乗り換えや契約解消も

Reuters

発行済 2021年11月25日 16:44

[メルボルン 24日 ロイター] - 欧州の国際石油資本(メジャー)、ロイヤル・ダッチ・シェルに対し、グリーンエネルギー小売りのパワーショップ・オーストラリア買収を巡り批判が高まっている。

一部顧客は化石燃料会社の顧客になりたくないとして、他の再生可能エネルギー会社に乗り換えることも辞さないとしている。

シェルは22日、インフラストラクチャー・キャピタル・グループと提携してパワーショップを7億2900万豪ドル(5億2600万米ドル)で買収し、オーストラリアの家庭電力市場に参入すると発表した。

パワーショップはニュージーランドの電力最大手メリディアン・エナジーの豪部門で、買収は2022年初めに完了の予定。