Jストリーム Research Memo(2):広く企業向けに動画ソリューション事業を展開

Fisco

発行済 2021年11月26日 16:02

更新済 2021年11月26日 16:15

■事業内容

1. 会社概要
Jストリーム (T:4308)は、広く企業向けに動画ソリューション事業を展開し、インターネットで動画を配信するための各種ソフトウェアやネットワーク、様々なノウハウを提供している。
その基盤となっているのが、動画配信に必要な機能を装備する自社開発ソフトウェアの動画配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」と、自社構築した大量のアクセスにも対応可能なCDN※「J-Stream CDNext」である。
同社の商品・サービスを導入すれば、企業は自社制作した動画を、どのようなデバイス・環境下でも高速かつ安定して大量に配信することができる。
一方、同社は動画などを配信するコンテンツの制作も行っているほか、コンテンツを配信するためのWebサイト、配信のためのシステムの制作・開発・運用も行っており、一般企業には難しいライブ配信が可能である。


※CDN(Content Delivery Network):動画などのコンテンツをインターネット経由で効率よく配信するために最適化された分散型ネットワークのこと。
サーバーを分散することで大量のアクセスに耐えることができる。



ISDN※がまだ先進的とされていた1997年、同社は、世界で初めてインターネットを利用したストリーミングによる動画や音楽の配信を行うことを目的に、トランスコスモス (T:9715)、国際電信電話(株)(現KDDI (T:9433))、(株)NTTPCコミュニケーションズ、米プログレッシブネットワークス・インク(現 リアルネットワークス (NASDAQ:RNWK))の出資により、「リアル・ストリーム株式会社」として設立された。
その後、Webや動画の制作、システム開発などの新たなサービスを追加して利便性を高めるとともに、動画配信のパイオニアとして常に最新の技術に対応し、最先端のソリューションを提供できる体制を整備してきた。
現在インターネットを通じてあらゆるデバイスが高速でつながる時代になり、社会全体が構造変化を起こしている。
クラウド、5G、IoT、VR・ARなどインターネットをめぐる技術は現在も将来も加速度的に進化していくと見られている。
そのような環境のなか、「顧客の成果」に最大限コミットできるよう、同社は最先端の動画ソリューションを提供し続けていく考えである。


※ISDN(Integrated Services Digital Network):統合デジタル通信網。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)


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