Reuters
発行済 2021年11月29日 13:53
[東京 29日 ロイター] - トヨタ自動車が29日発表した10月の世界販売台数(トヨタ車とレクサス車)は、前年同月比20.1%減と2カ月連続で前年実績を割り込んだ。部品の供給不足が続いたためで、世界生産も3カ月連続で前年を下回った。部品の調達状況は徐々に改善しており、11月以降は高水準の生産を見込む。
10月の世界販売は67万7564台。このうち軽自動車を含む国内販売は同41.3%減の8万4705台、海外販売は同15.7%減の59万2859台だった。
世界生産は同25.8%減の62万7452台。減少幅は9月のマイナス39.1%から縮小した。国内生産は同50.9%減の15万1918台、海外生産は同11.2%減の47万5534台だった。
自動車業界は世界的な半導体不足に加え、新型コロナウイルス感染が深刻化した東南アジアで生産する部品の調達に支障が出た。トヨタも9月から11月にかけて従来の生産計画を下方修正した。
トヨタは11月は85万─90万台、12月は80万台レベルの世界生産を計画している。12月は国内14工場28ラインすべてを7カ月ぶりに通常稼働へ戻す。
が書いた: Reuters
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