米大手銀、オフィス復帰計画に変更なし オミクロン株動向を注視

Reuters

発行済 2021年11月30日 05:35

[29日 ロイター] - 新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」を巡る危機感が高まる中、米大手金融機関は、現時点では状況を注視しながらも従業員のオフィス復帰を進める計画を変更していないことが分かった。

ワクチン接種の進展や主要金融都市での感染者減少を受け、大手銀はそれぞれ、従業員をオフィスに復帰させる計画を進めている。

ゴールドマン・サックス、JPモルガン、モルガン・スタンレーの3社はかなり積極的な姿勢を示している。ゴールドマンとJPモルガンでは夏以降、ほとんどの従業員が交代でオフィス勤務を行っている。

一方、ウェルズ・ファーゴ、シティグループ、バンク・オブ・アメリカはより柔軟な体制を取っている。

ウェルズ・ファーゴは復帰を2022年1月に延期した。