日経平均寄与度ランキング（前引け）～日経平均は続落、東エレクが1銘柄で約58円分押し下げ
Fisco
発行済 2021年12月03日 12:25
3日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり153銘柄、値下がり63銘柄、変わらず9銘柄となった。
日経平均は続落。
61.03円安の27692.34円（出来高概算5億9038万株）で前場の取引を終えている。
2日の米株式市場でNYダウは617.75ドル高（+1.81％）と大幅反発。
連日の下落を受けた値ごろ感からの買いが先行。
製薬会社のファイザーが同社の新型コロナワクチンがオミクロン変異株に対しても効果があると楽観的な見通しを示したことも後押しした。
また、バイデン大統領が3日に政府機関閉鎖に陥ることは予想していないと発言すると一段高に。
ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も+0.83％と反発。
将来の株価変動率を表す、「恐怖指数」とも呼ばれるVIX指数は-3.17の27.95と低下した。
米株高を支えに日経平均は87.68円高の27841.05円でスタート。
ただ、金融政策の判断材料として重要な米雇用統計が今晩発表予定なだけに、金利動向に敏感な半導体関連を中心とした値がさハイテク株には売りが先行し、日経平均も直後にマイナスに転じた。
その後は再びプラス圏に浮上したが、改めて売り押されると、一時27588.61円まで下押しした。
前引けにかけては下げ渋って前日終値近辺まで戻したが、引け直前にはまたも失速した。
個別では、レーザーテック (T:6920)、東エレク (T:8035)、ルネサス (T:6723)、スクリン (T:7735)、SUMCO (T:3436)などの半導体関連株が大幅に下落。
ソフトバンクG (T:9984)、ファナック (T:6954)、太陽誘電 (T:6976)、任天堂 (T:7974)なども大きく下落した。
11月既存店売上高が4カ月連続で前年割れとなったファーストリテ (T:9983)や、キーエンス (T:6861)、アドバンテスト (T:6857)、エムスリー (T:2413)、富士フイルム (T:4901)なども安い。
自社株TOB実施に向けたCB発行を発表したコーエーテクモ (T:3635)は需給懸念から大きく下落。
8-10月期も2割超の営業減益が続いたラクーンHD (T:3031)は急落し東証1部値下がり率トップとなっている。
一方、オミクロン株に対する警戒感後退からJAL (T:9201)、OLC (T:4661)、資生堂 (T:4911)、JR東海 (T:9022)、アサヒグループ (T:2502)などの旅行・レジャー関連などの銘柄が大幅高。
デンソー (T:6902)、日産自 (T:7201)などの輸送用機器の一角も大きく上昇。
そのほか、ダイキン (T:6367)、リクルートHD (T:6098)、三井住友 (T:8316)、三菱商事 (T:8058)、日本製鉄 (T:5401)、シマノ (T:7309)、ZHD (T:4689)、イビデン (T:4062)などが高い。
第1四半期決算で見直しにつながったアルチザ (T:6778)は急伸し、国内証券の投資判断格上げが観測された飯田GHD (T:3291)、11月既存店売上が2カ月連続でプラスになったアダストリア (T:2685)なども買われた。
セクターでは電気・ガス業、その他製品、電気機器などが下落率上位となっている一方、海運業、空運業、陸運業などが上昇率上位となっている。
東証1部の値下がり銘柄は全体の15％、対して値上がり銘柄は82％となっている。
値下がり寄与トップは東エレク (T:8035)となり1銘柄で日経平均を約58円押し下げた。
同2位はソフトバンクG (T:9984)となり、ファーストリテ (T:9983)、ファナック (T:6954)、富士フイルム (T:4901)などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはダイキン (T:6367)となり1銘柄で日経平均を約22円押し上げた。
同2位はリクルートHD (T:6098)となり、デンソー (T:6902)、電通グループ (T:4324)、資生堂 (T:4911)などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 27692.34(-61.03)
値上がり銘柄数 153(寄与度+145.49)
値下がり銘柄数 63(寄与度-206.52)
変わらず銘柄数 9
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:6367) ダイキン 25070 640 +22.56
(T:6098) リクルートHD 7128 90 +9.52
(T:6902) デンソー 8560 209 +7.37
(T:4324) 電通G 3725 175 +6.17
(T:4911) 資生堂 6633 171 +6.03
(T:6988) 日東電 8020 150 +5.29
(T:2502) アサヒ 4337 112 +3.95
(T:2801) キッコーマン 8640 90 +3.17
(T:4063) 信越化 19035 80 +2.82
(T:2802) 味の素 3431 75 +2.64
(T:8830) 住友不 3566 67 +2.36
(T:8058) 三菱商 3482 62 +2.19
(T:4704) トレンド 6550 60 +2.11
(T:8801) 三井不 2427 58 +2.04
(T:4452) 花王 5858 57 +2.01
(T:6981) 村田製 8362 68 +1.92
(T:5108) ブリヂストン 4755 54 +1.90
(T:9107) 川崎船 5980 540 +1.90
(T:8252) 丸井G 2075 50 +1.76
(T:3382) 7&iHD 4706 49 +1.73
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:8035) 東エレク 57910 -1670 -58.86
(T:9984) ソフトバンクG 5445 -154 -32.57
(T:9983) ファーストリテ 66280 -860 -30.31
(T:6954) ファナック 22695 -445 -15.68
(T:4901) 富士フイルム 8678 -251 -8.85
(T:4507) 塩野義 7519 -140 -4.93
(T:6971) 京セラ 6791 -69 -4.86
(T:2413) エムスリー 5786 -57 -4.82
(T:6857) アドバンテ 9850 -60 -4.23
(T:7974) 任天堂 50640 -1060 -3.74
(T:4543) テルモ 4554 -25 -3.52
(T:6506) 安川電 5240 -90 -3.17
(T:6976) 太陽誘電 6060 -70 -2.47
(T:7733) オリンパス 2457.5 -16 -2.26
(T:6762) TDK 4345 -20 -2.11
(T:4519) 中外薬 3645 -20 -2.11
(T:6861) キーエンス 70400 -560 -1.97
(T:4503) アステラス薬 1763.5 -10.5 -1.85
(T:7735) スクリン 11100 -250 -1.76
(T:3659) ネクソン 2226 -23 -1.62
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日経平均は続落。
61.03円安の27692.34円（出来高概算5億9038万株）で前場の取引を終えている。
2日の米株式市場でNYダウは617.75ドル高（+1.81％）と大幅反発。
連日の下落を受けた値ごろ感からの買いが先行。
製薬会社のファイザーが同社の新型コロナワクチンがオミクロン変異株に対しても効果があると楽観的な見通しを示したことも後押しした。
また、バイデン大統領が3日に政府機関閉鎖に陥ることは予想していないと発言すると一段高に。
ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も+0.83％と反発。
将来の株価変動率を表す、「恐怖指数」とも呼ばれるVIX指数は-3.17の27.95と低下した。
米株高を支えに日経平均は87.68円高の27841.05円でスタート。
ただ、金融政策の判断材料として重要な米雇用統計が今晩発表予定なだけに、金利動向に敏感な半導体関連を中心とした値がさハイテク株には売りが先行し、日経平均も直後にマイナスに転じた。
その後は再びプラス圏に浮上したが、改めて売り押されると、一時27588.61円まで下押しした。
前引けにかけては下げ渋って前日終値近辺まで戻したが、引け直前にはまたも失速した。
個別では、レーザーテック (T:6920)、東エレク (T:8035)、ルネサス (T:6723)、スクリン (T:7735)、SUMCO (T:3436)などの半導体関連株が大幅に下落。
ソフトバンクG (T:9984)、ファナック (T:6954)、太陽誘電 (T:6976)、任天堂 (T:7974)なども大きく下落した。
11月既存店売上高が4カ月連続で前年割れとなったファーストリテ (T:9983)や、キーエンス (T:6861)、アドバンテスト (T:6857)、エムスリー (T:2413)、富士フイルム (T:4901)なども安い。
自社株TOB実施に向けたCB発行を発表したコーエーテクモ (T:3635)は需給懸念から大きく下落。
8-10月期も2割超の営業減益が続いたラクーンHD (T:3031)は急落し東証1部値下がり率トップとなっている。
一方、オミクロン株に対する警戒感後退からJAL (T:9201)、OLC (T:4661)、資生堂 (T:4911)、JR東海 (T:9022)、アサヒグループ (T:2502)などの旅行・レジャー関連などの銘柄が大幅高。
デンソー (T:6902)、日産自 (T:7201)などの輸送用機器の一角も大きく上昇。
そのほか、ダイキン (T:6367)、リクルートHD (T:6098)、三井住友 (T:8316)、三菱商事 (T:8058)、日本製鉄 (T:5401)、シマノ (T:7309)、ZHD (T:4689)、イビデン (T:4062)などが高い。
第1四半期決算で見直しにつながったアルチザ (T:6778)は急伸し、国内証券の投資判断格上げが観測された飯田GHD (T:3291)、11月既存店売上が2カ月連続でプラスになったアダストリア (T:2685)なども買われた。
セクターでは電気・ガス業、その他製品、電気機器などが下落率上位となっている一方、海運業、空運業、陸運業などが上昇率上位となっている。
東証1部の値下がり銘柄は全体の15％、対して値上がり銘柄は82％となっている。
値下がり寄与トップは東エレク (T:8035)となり1銘柄で日経平均を約58円押し下げた。
同2位はソフトバンクG (T:9984)となり、ファーストリテ (T:9983)、ファナック (T:6954)、富士フイルム (T:4901)などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはダイキン (T:6367)となり1銘柄で日経平均を約22円押し上げた。
同2位はリクルートHD (T:6098)となり、デンソー (T:6902)、電通グループ (T:4324)、資生堂 (T:4911)などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 27692.34(-61.03)
値上がり銘柄数 153(寄与度+145.49)
値下がり銘柄数 63(寄与度-206.52)
変わらず銘柄数 9
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:6367) ダイキン 25070 640 +22.56
(T:6098) リクルートHD 7128 90 +9.52
(T:6902) デンソー 8560 209 +7.37
(T:4324) 電通G 3725 175 +6.17
(T:4911) 資生堂 6633 171 +6.03
(T:6988) 日東電 8020 150 +5.29
(T:2502) アサヒ 4337 112 +3.95
(T:2801) キッコーマン 8640 90 +3.17
(T:4063) 信越化 19035 80 +2.82
(T:2802) 味の素 3431 75 +2.64
(T:8830) 住友不 3566 67 +2.36
(T:8058) 三菱商 3482 62 +2.19
(T:4704) トレンド 6550 60 +2.11
(T:8801) 三井不 2427 58 +2.04
(T:4452) 花王 5858 57 +2.01
(T:6981) 村田製 8362 68 +1.92
(T:5108) ブリヂストン 4755 54 +1.90
(T:9107) 川崎船 5980 540 +1.90
(T:8252) 丸井G 2075 50 +1.76
(T:3382) 7&iHD 4706 49 +1.73
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:8035) 東エレク 57910 -1670 -58.86
(T:9984) ソフトバンクG 5445 -154 -32.57
(T:9983) ファーストリテ 66280 -860 -30.31
(T:6954) ファナック 22695 -445 -15.68
(T:4901) 富士フイルム 8678 -251 -8.85
(T:4507) 塩野義 7519 -140 -4.93
(T:6971) 京セラ 6791 -69 -4.86
(T:2413) エムスリー 5786 -57 -4.82
(T:6857) アドバンテ 9850 -60 -4.23
(T:7974) 任天堂 50640 -1060 -3.74
(T:4543) テルモ 4554 -25 -3.52
(T:6506) 安川電 5240 -90 -3.17
(T:6976) 太陽誘電 6060 -70 -2.47
(T:7733) オリンパス 2457.5 -16 -2.26
(T:6762) TDK 4345 -20 -2.11
(T:4519) 中外薬 3645 -20 -2.11
(T:6861) キーエンス 70400 -560 -1.97
(T:4503) アステラス薬 1763.5 -10.5 -1.85
(T:7735) スクリン 11100 -250 -1.76
(T:3659) ネクソン 2226 -23 -1.62
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が書いた: Fisco
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