仏、都市封鎖や外出禁止令必要ない オミクロン株対応で=首相

Reuters

発行済 2021年12月07日 06:17

[パリ 6日 ロイター] - フランスのカステックス首相は6日、新型コロナウイルス新変異株「オミクロン」への対応として、クリスマスに向けナイトクラブを閉鎖し、ソーシャルディスタンシング(社会的距離)措置を強化するが、ロックダウン(都市封鎖)措置や夜間外出禁止令は必要ないと述べた。

また、フランス国内で感染第5波が広がっているが、ワクチン接種対象者の約90%に当たる5200万人が接種済みで、状況はこれまでの感染拡大時よりも改善しており、クリスマスに向けて厳格な措置を実施する必要はないとした。

ベラン保健相はワクチンの追加接種(ブースター接種)と一段と厳格なソーシャルディスタンシング措置を組み合わせることにより、新たなロックダウンを回避することが可能とした。