概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日ぶりに反発、中国が金融緩和に踏み切った

Fisco

発行済 2021年12月08日 09:43

【ブラジル】ボベスパ指数 107557.67 +0.65%
7日のブラジル株式市場は4日続伸。
主要指標のボベスパ指数は前日比698.80ポイント高(+0.65%)の107557.67で取引を終了した。
106867.5から108655.2まで上昇した。


終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや縮小させた。
海外株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。
また、原油など商品市況の上昇も対象セクターの物色手掛かりとなった。
一方、指数の上値は重い。
連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、追加の利上げ懸念が引き続き指数の足かせとなった。


【ロシア】MOEX指数 3873.20 +1.66%
7日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。
主要指標のMOEX指数は前日比63.10ポイント高(+1.66%)の3873.20で取引を終了した。
3810.03から3880.84まで上昇した。


終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を再び拡大させた。
原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。
また、海外市場の上昇も買い安心感を与えた。
一方、ウクライナ問題をめぐる欧州との対立が激化するとの地政学的リスクが引き続き指数の足かせとなった。


【インド】SENSEX指数 57633.65 +1.56%
7日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。
前日比886.51ポイント高(+1.56%)の57633.65、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同264.45ポイント高(+1.56%)の17176.70で取引を終えた。


高く寄り付いた後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。
海外市場の上昇を受け、インド株も買いが先行。
また、新型コロナウイルス変異株オミクロンの重症化に対する懸念が後退していることも支援材料となった。
ほかに、中国が金融緩和に踏み切ったことを受け、インドの追加利上げ懸念がやや後退している。


【中国本土】上海総合指数 3595.09 +0.16%
7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比5.78ポイント高(+0.16%)の3595.09ポイントと反発した。


中国政府の景気テコ入れスタンスが好感される流れ。
中国人民銀行(中央銀行)は6日、市中銀行の預金準備率を15日から0.5%引き下げると発表した。
また、2022年の経済政策などを議論した6日の共産党中央政治局会議では、不動産規制の緩和修正方針が示されている。
中国指標の改善もプラス。
取引時間中に公表された今年11月の貿易統計は、輸出と輸入の伸びがそろって予想を上回った。


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