マザーズ指数は3日ぶり反落、戻り売りで上値重く、直近IPOの一角は物色続く

Fisco

発行済 2021年12月09日 16:10

 本日のマザーズ市場では、日経平均と同様にマザーズ指数も前日終値を挟んでもみ合ったのち弱含んだ。
引き続き株式需給の良好な直近IPO(新規株式公開)銘柄の一角などが賑わったが、全体としては戻り待ちの売りが出て上値の重い銘柄が多かった。

なお、マザーズ指数は3日ぶり反落、売買代金は概算で1894.32億円。
騰落数は、値上がり142銘柄、値下がり237銘柄、変わらず17銘柄となった。

 個別では、時価総額上位のメルカリ (T:4385)やフリー (T:4478)がさえない。
メルカリはプラス圏に浮上する場面もあったが伸び悩んだ。
売買代金上位ではFRONTEO (T:2158)やグローバルW (T:3936)が下落。
また、INC (T:7078)がストップ安水準まで売られたほか、ハウテレビジョン (T:7064)やエスユーエス (T:6554)も下落率上位に顔を出した。
一方、引け後に決算発表が控えていたビジョナル (T:4194)は堅調で、JTOWER (T:4485)
は小幅に上昇。
セルソース (T:4880)は業績上方修正を受けて急伸した。
また、11月上場のサイエンスアーツ (T:4412)が売買代金トップでストップ高となり、アスタリスク (T:6522)もストップ高水準で取引を終えた。

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