マザーズ指数は大幅続落、IPOフレクト好発進も、直近IPO相次ぎ急落

Fisco

発行済 2021年12月10日 16:35

更新済 2021年12月10日 17:00

 本日のマザーズ市場では、日経平均と同様にマザーズ指数も軟調な展開となった。

今晩の米11月消費者物価指数(CPI)発表や来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、マザーズ市場でも買い持ち高を減らすための売りが出た。
また、この日新規上場したフレクト (T:4414)が好調な出足となったが、これまで賑わっていた直近IPO(新規株式公開)銘柄が相次いで大きく値を崩した。
なお、マザーズ指数は大幅続落、終値では2%超の下落となった。
売買代金は概算で2245.90億円。
騰落数は、値上がり59銘柄、値下がり330銘柄、変わらず8銘柄となった。

 個別では、時価総額上位のメルカリ (T:4385)、フリー (T:4478)、JTOWER (T:4485)などが全般軟調。
売買代金トップで11月上場のサイエンスアーツ (T:4412)は後場の途中まで大幅高だったが、フレクトの初値形成とともに値を崩して23%超の下落。
同じく11月上場のGRCS (T:9250)や9月上場のアスタリスク (T:6522)も大幅に下落し、10月上場のCINC (T:4378)は決算を受けてストップ安を付けた。
また、INC (T:7078)は売り気配のままストップ安比例配分となった。
一方、時価総額上位のビジョナル (T:4194)は業績上方修正が好感され、買い気配のままストップ高比例配分。
バードマン (T:7063)は業務提携の発表を受けてストップ高を付けた。
その他、売買代金上位ではFRONTEO<
2158>やボードルア (T:4413)が上昇した。

 なお、フレクトは公開価格の約2.3倍となる初値を付け、ストップ高水準で初日の取引を終えた。

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