米リジェネロンの抗体カクテル療法、オミクロン株で効果弱まる

Reuters

発行済 2021年12月17日 01:06

更新済 2021年12月17日 07:09

[16日 ロイター] - 米リジェネロン・ファーマシューティカルズは16日、同社が開発した新型コロナウイルス抗体カクテル療法について、オミクロン変異株に対し効果が弱まると明らかにした。デルタ株にはなお有効とした。

一方、英アストラゼネカは、同社の抗体カクテル療法「Evusheld」について、オミクロンに対してウイルスへの防御力の目安となる「中和活性」の値が変わらなかったことが実験で分かったと明らかにした。