高千穂交易---次期中計の骨子発表、2025年3月期で経常利益20億円・ROE10%目指す

Fisco

発行済 2021年12月20日 09:53

高千穂交易 (T:2676)は17日、プライム市場の上場維持基準に係る経過措置の適用を受けるため開示した、上場維持基準の適合に向けた計画書において、その要諦となる次期中期経営計画(2023年3月期~2025年3月期)の骨子を発表した。


同社の次期中期経営計画は2023年3月期から2025年3月期までの3年間を計画期間とする。
同計画ではプライム市場の上場維持基準のうち、流通株式時価総額と1日平均売買代金の改善を狙い、企業株主価値の最大化を図る。
具体的には、成長戦略の推進と資本効率性を高める資本政策の実施により、ROE8.0%を通過点とし、10.0%の実現を目指す。
なお、2025年3月期の経常利益目標は20億円としている。


事業戦略では、新たな事業変革に向けた成長戦略としてロイヤルカスタマー戦略の推進やサービスビジネスの成長、将来のコア事業の創出などを進める。
また、3年総額30億円の戦略投資枠を設定し、ビジネス基盤の強化や新規事業・ビジネスモデルの創出を図る。


資本戦略では、最適資本構成を意識したバランスシートマネジメントの推進、資本コスト最適化に向けた有利子負債の検討・活用、株主還元の実施などを進める。


ガバナンス面では、投資委員会や任意の指名・報酬委員会の設置などの整備を行う。
そのほか、ESG・SDGsの取り組みとして、同社サステナビリティ基本方針のもと、ESG課題と向き合った経営を推進する。


また中期経営計画期間よりROE3期平均8%を上回るまでは配当性向100%を維持する方針で、従来の40%以上から大きく引き上げた。



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