日経平均は371円高でスタート、レーザーテックやアドバンテストなどが上昇

Fisco

発行済 2021年12月21日 09:35

更新済 2021年12月21日 09:45

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28309.60;+371.79TOPIX;1965.40;+24.07


[寄り付き概況]

 21日の日経平均は371.79円高の28309.60円と3日ぶりに反発して取引を開始した。
前日20日の米国株式市場は続落。
ダウ平均は433.28ドル安の34932.16ドル、ナスダックは188.74ポイント安の14980.94で取引を終了した。
世界中で新型コロナ感染急増や規制強化が発表され、回復鈍化懸念が引き続き重しとなり寄り付き後、下落した。
世界経済フォーラムが来年1月にスイスで開催される予定だったダボス会議の延期を発表すると、投資家心理がさらに悪化。
また、バイデン政権が推し進めている大規模歳出案
「ビルド・バック・ベター」の早期成立の見込みがたたず、エコノミストが成長見通しを引き下げると、さらなる下落に繋がった。


 今日の東京株式市場は買いが先行した。
日経平均が昨日までの2営業日で1100円を超す下げとなり、心理的な節目とされる28000円を下回ったことで、値ごろ感からの買いが入りやすかった。
また、米モデルナが同社の新型コロナワクチンの3回目接種が「オミクロン型」に有効だと発表したことや、塩野義製薬 (T:4507)が新型コロナの飲み薬がオミクロン型にも有効だとする実験室レベルでの初期分析を発表したことなども、経済活動の活性化に対する期待を継続させ、株価支援要因となった。
一方、昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落したことが東京市場の重しとなったが、寄り付き段階では買いが優勢だった。
今日は、湖北工業 (T:6524)、ライフドリンク カンパニー (T:2585)が東証2部に、ラバブルマーケティンググループ (T:9254)がマザーズに上場した。


 セクター別では、全業種が値上がり。
海運業、証券商品先物、その他製品、ゴム製品、金属製品などが値上がり率上位に並んでいる。
東証1部の売買代金上位では、レーザーテック (T:6920)、信越化 (T:4063)、アドバンテスト (T:6857)、任天堂 (T:7974)、日本郵船<
9101>、商船三井 (T:9104)、トヨタ (T:7203)、デンソー (T:6902)、ブリヂストン (T:5108)、キーエンス (T:6861)、村田製 (T:6981)、キヤノン (T:7751)、OLC (T:4661)などが上昇。
他方、HOYA (T:7741)、ZHD (T:4689)、シマノ (T:7309)などが下落している。


アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう!
今すぐダウンロード

金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。 上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。

ログアウト
本当にログアウトしますか?
いいえあり
キャンセルあり
変更を保存