購入済みの車を最新状態に、トヨタが装備や機能の後付けサービス

Reuters

発行済 2021年12月21日 19:19

[東京 21日 ロイター] - トヨタ自動車は21日、購入済みの車両の装備やソフトウエアを最新の状態に更新するサービスを来年1月下旬に開始すると発表した。自動ブレーキなど最新の安全装備を後付けすることが可能で、国内で車の買い替えサイクルが長期化する中、新車を売り切る従来のビジネスモデルからの転換を図る。

料金は1万円台から10万円程度。売れ筋の「アクア」や「プリウス」、高級車ブランド「レクサス」のUXなど7車種から始め、順次広げる。シートの張り替えなら10年前の車でも可能で、安全機能の装備は5─7年程度前の車が対象となる。海外展開も検討する。