日産と三菱自の軽ワゴン、エアバッグ性能に問題の可能性

Reuters

発行済 2021年12月24日 14:47

更新済 2021年12月24日 18:10

[東京 24日 ロイター] - 日産自動車と三菱自動車は24日、軽ワゴンでエアバッグの性能が一部の条件下で十分発揮されない可能性があると発表した。対象車は、日産「ルークス」、三菱自の「eKスペース」と「eKクロス スペース」で、衝突試験で判明した。3車種は今月3日から生産・出荷・登録業務を停止しており、再開の時期は未定。

両社は「通常走行での安全性には問題はない」としており、万が一衝突した場合でもエアバッグは安全に作動するという。エアバッグの性能が十分に発揮されない特定の条件について完全には判明しておらず、両社は確認作業を続けている。エアバッグ自体の品質に問題はないことは確認済みとしている。