日経平均は4日ぶり小幅反落、上値追い限られマイナス転換、売買1年ぶり低水準

Fisco

発行済 2021年12月24日 16:00

更新済 2021年12月24日 16:15

日経平均は4日ぶり小幅反落。
23日の米国市場でNYダウは3日続伸し、196ドル高となった。
S&P500指数は過去最高値を更新。
新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」への懸念が和らいだほか、良好な経済指標も投資家心理の改善につながった。
本日の日経平均はこうした流れを引き継いで37円高からスタートすると、朝方には一時28870.13円(前日比71.76円高)まで上昇。
ただ、クリスマス休暇などで薄商いのなか上値追いの動きは限られ、利益確定売りに押されマイナスへ転じた。
日中の上下の値幅は96円あまりだった。


大引けの日経平均は前日比15.78円安の28782.59円となった。
東証1部の売買高は7億4672万株、売買代金は1兆6165億円と昨年12月25日以来の低水準だった。
業種別では、保険業、陸運業、電気・ガス業が下落率上位だった。
一方、機械、ガラス・土石製品、電気機器が上昇率上位だった。
東証1部の値下がり銘柄は全体の54%、対して値上がり銘柄は40%となった。


個別では、川崎船 (T:9107)やNTT (T:9432)が2%の下落となり、郵船 (T:9101)やソフトバンクG (T:9984)は小安く引けた。
大阪製鉄 (T:5449)は新市場区分で「スタンダード」を選択すると発表し、三菱電 (T:6503)は品質不正に関する調査結果の第2報等を公表して売り優勢。
また、DLE (T:3686)やネットプロHD (T:7383)が東証1部下落率上位に顔を出した。

一方、レーザーテック (T:6920)は4%近い上昇。
東エレク (T:8035)も堅調で、揃って上場来
高値を更新した。
その他売買代金上位では三井ハイテク (T:6966)や神戸物産 (T:3038)が大きく上昇。
業績上方修正や増配を発表したローランドDG (T:6789)が急伸し、子会社の生産能力増強を発表したエフテック (T:7212)は後場ストップ高を付けた。
また、品川リフラ (T:5351)による完全子会社化が発表されたイソライト工業 (T:5358)は買い気配のままストップ高比例配分となった。

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