ロシア産ガスの欧州輸送、22日連続で逆流

Reuters

発行済 2022年01月11日 18:57

[モスクワ 11日 ロイター] - ドイツのパイプライン管理会社ガスケードのデータによると、ロシア産天然ガスを欧州に輸出するパイプライン「ヤマル・ヨーロッパ」の流れが11日も東向きに「逆流」している。

同パイプラインは12月21日以降ドイツからポーランドに向けて流れており、逆流は22日連続。欧州のガス価格を上昇させる圧力となっている。

ドイツとポーランドの国境沿いのムルナウにある計測地点で、11日もガスが東向きに流れ、流量は約700万キロワット時だった。12日未明までこの流量が続く見込み。