日経平均は大幅続落、一時600円近い下落、日米で金融政策に警戒感

Fisco

発行済 2022年01月14日 15:58

日経平均は大幅続落。
13日の米国市場でNYダウは3日ぶりに反落し、176ドル安となった。
ブレイナード連邦準備理事会(FRB)理事の議会証言を受けて金融引き締めへの警戒感が強まり、ハイテク株を中心に売りが出た。
本日の日経平均はこうした流れを引き継ぎ242円安からスタートすると、日銀についても一部報道で政策変更への思惑が広がり、前引けにかけて27889.21円(前日比599.92円安)まで下落する場面があった。

ただ、後場に入ると日銀による上場投資信託(ETF)買い入れ観測を支えに下げ渋った。


大引けの日経平均は前日比364.85円安の28124.28円となった。
なお、オプション1月物の特別清算指数(SQ)は28266.57円。
東証1部の売買高は14億0815万株、売買代金は3兆4410億円だった。
業種別では、サービス業、不動産業、機械が下落率上位で、その他も全般軟調。
一方、海運業、水産・農林業、小売業の3業種が上昇した。
東証1部の値下がり銘柄は全体の73%、対して値上がり銘柄は23%となった。


個別では、売買代金トップのレーザーテック (T:6920)が2%超下落したほか、キーエンス
(T:6861)やリクルートHD (T:6098)といった値がさグロース(成長)株の下げが目立った。
その他売買代金上位もトヨタ自 (T:7203)、ソフトバンクG (T:9984)、ソニーG (T:6758)
など全般軟調で、東エレク (T:8035)は小安く引けた。
決算発表銘柄では久光薬 (T:4530)などが急落。
また、日立 (T:6501)による保有株売却が伝わった日立建機 (T:6305)は東証1部下落率トップとなった。
一方、ファーストリテ (T:9983)が8%の上昇となり、7&iHD (T:3382)は5%近い上昇。
ともに堅調な決算が買い安心感につながったようだ。
郵船 (T:9101)
や川崎船 (T:9107)といった海運株はしっかり。
乃村工芸 (T:9716)や竹内製作 (T:6432)は決算が好感されて急伸した。
また、ワールド (T:3612)による子会社化が発表されたナルミヤ<
9275>は買い気配のままストップ高比例配分となった。

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