東芝大株主のファラロン、分割案に特別決議を要求

Reuters

発行済 2022年01月18日 21:33

[東京 18日 ロイター] - 米資産運用会社のファラロン・キャピタル・マネジメントは18日、東芝が計画している会社3分割について、近く開く臨時株主総会で3分の2の賛成を得るよう求める書簡を発表した。株主の信頼を得た上で計画を進めるべきとした。

ファラロンは東芝の第3位株主。経営陣と株主の信頼が欠如していることが「東芝の問題の核心」と指摘した上で、関係のさらなる悪化を避けるため、臨時株主総会で議決権の50%の承認(普通決議)ではなく、3分の2の承認(特別決議)を得るべきと訴えた。