豪BHP、10─12月期の鉄鉱石生産5%増 コロナで操業阻害リスクも

Reuters

発行済 2022年01月19日 08:42

更新済 2022年01月19日 10:36

[19日 ロイター] - 豪資源大手BHPグループは19日、第2・四半期(10─12月期)の鉄鉱石生産量が前年同期比で5%増えたと発表した。西オーストラリア州のジンブルバー鉱山の生産が好調だったほか、昨年5月に鉄鉱石生産を開始したサウス・フランク鉱山の増産が寄与した。

一方、西オーストラリア州で新型コロナウイルスの感染が拡大する中、同州の境界規制が2月5日に緩和される見通しとなっていることで、操業環境が短期的に一定の影響を受ける可能性があると警告した。

西オーストラリア州での鉄鉱石生産量は7390万トンと、前年同期の7040万トンを上回った。