米有力下院議員、テスラCEOに書簡 新疆ウイグル進出を批判

Reuters

発行済 2022年01月21日 08:15

[ワシントン 20日 ロイター] - 米下院歳入委員会のビル・パスクレル議員とアール・ブルーメナウアー議員は20日、米電気自動車大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)に書簡を送り、同社が中国の新疆ウイグル自治区で事業を拡大したことを批判した。同自治区を巡っては、中国政府がウイグル人を収容所に閉じ込めているなどとして批判が起きている。

パスクレル議員は下院の監視小委員会で、ブルーメナウアー議員は同貿易小委員会でそれぞれトップを務めている。

両議員は共同書簡でテスラについて「新疆ウイグル自治区への誤った進出は悪い手本となり、(中国政府を)さらに勢い付かせる」と指摘した。