Reuters
発行済 2022年01月28日 11:42
[27日 ロイター] - 米電気自動車(EV)メーカー、テスラのマスク最高経営責任者(CEO)は26日、今年と来年の主力製品は車ではなく、自動運転向けソフトウエアと人型ロボットであると語った。
マスク氏は「完全自動運転が人間を超える安全性を年内に達成しなければショックだ」と語り、完全自動運転は「テスラの最も重要な収益源」になると予想した。
また、電動ピックアップトラック「サイバートラック」や2万5000ドルの低価格帯EVより、人型ロボットや自動運転車の方が重要だと述べた。
さらに、エンジニアがこの人型ロボット「オプティマス」の来年の発表に向けて取り組んでいると説明。ロボットが最終的には世界の人手不足に対応する可能性があると話した。また、短期的には工場内で物品を運べるようになるとの見通しを示した。
テスラの株価は27日に10%超下落し、3カ月ぶりの安値を付けた。サプライチェーン(供給網)の問題でサイバートラックの生産を来年まで延期したことや、低価格帯EVの開発は現在行っていないとしたマスク氏の発言が弱材料になった。
が書いた: Reuters
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