日本システムウエア---3Qも2ケタ増収増益、ITソリューションが好調を維持

Fisco

発行済 2022年02月01日 10:31

更新済 2022年02月01日 10:45

日本システムウエア (T:9739)は1月31日、2022年3月期第3四半期(21年4月-12月)連結決算を発表した。
売上高が前年同期比12.4%増の304.49億円、営業利益が同28.1%増の34.00億円、経常利益が同28.0%増の34.38億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同37.9%増の23.66億円となった。


ITソリューションの受注高は前年同期比10.6%増の93.80億円、売上高は同18.7%増の102.22億円、営業利益は同114.2%増の12.57億円となった。
官公庁・団体向けをはじめ、製造業向けや保険業向けシステム開発などが堅調に推移し増収となった。
利益については、増収に伴う利益増のほか、収益性の高い案件の寄与などにより増益となった。


サービスソリューションの受注高は前年同期比8.2%増の76.12億円、売上高は同13.0%増の81.26億円、営業利益は同8.9%減の3.17億円となった。
クラウド環境構築サービスやBPOサービスなどが堅調に推移し増収となった。
利益については、事業拡大に向けた体制強化のほか、一部の低採算案件の影響などにより減益となった。


プロダクトソリューションの受注高は前年同期比8.8%増の121.93億円、売上高は同7.2%増の121.00億円、営業利益は同6.2%増の18.26億円となった。
売上高は組込み開発事業における設備機器分野や通信機器分野を中心に伸長したほか、デバイス開発事業も堅調に推移し、増収となった。
利益については、一部前期の高収益案件の反動の影響があったが、増収に伴い増益となった。


2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比6.9%増の420.00億円、営業利益は同2.4%増の43.00億円、経常利益は同2.4%増の43.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同6.7%増の29.50億円とする期初計画を据え置いている。



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