任天堂スイッチ、累計販売1億台突破 寿命「中盤」は不変

Reuters

発行済 2022年02月03日 16:31

更新済 2022年02月03日 17:37

[東京 3日 ロイター] - 任天堂は3日、ビデオゲーム機スイッチの累計販売台数が、昨年末時点で1億0354万台だったと発表した。会見した古川俊太郎社長は、投入から6年目に入るスイッチの商品寿命はまだ中盤にあるとの見方を変えず、スイッチは「従来のライフサイクルを超えて成長する基盤が整っている」と強気の姿勢を示した。

2022年3月期の販売予想は、2300万台と前回から100万台下方修正。半導体など部材の供給不足を受けたためだが「昨年のホリデーシーズンもハード販売は高い水準を維持できた。いいモメンタムを持って22年に突入できた」と需要は旺盛だという。

スイッチの累計販売台数は、すでに生産を終了した「Wii」の1億0163万台を突破。同社が投入したハードとしては、1億5402万台を販売したニンテンドーDS、ゲームボーイに次ぐ3位へ浮上した。