セグエ Research Memo(4):自社開発、VAD、システムインテグレーションの3事業を展開(2)

Fisco

発行済 2022年02月04日 15:14

■事業概要

(2) VADビジネス
セグエグループ (T:3968)が創業以来手掛けるVADビジネスは、グローバルなメーカーとの取引パイプが大きな強みとなっている。
最先端技術、グローバル技術、ニッチ技術等を搭載した製品を、米国をはじめとするセキュリティ先進国から輸入し、エンドユーザーの要望に応じて最適な製品を販売している。
同社は、情報セキュリティ先進国である欧米諸国やイスラエルにおける動向を常に注視している。
これまでの取引実績から、新たな脅威に対応した新製品などの有益情報が入ってくる関係を構築しており、これが日本にない商材の取り扱いにつながっている。


この結果、Juniper (NYSE:JNPR)、Ruckus (NYSE:RKUS)、Sophos、Pulse Secure等の製品やサービスをベースとしたソリューションの提供において、優れた実績を収めたビジネス・パートナーとして毎年のように各社から表彰されている。
これらの受賞は、既存取り扱いメーカーとの間で良好な関係が構築されていることを示すものである。


(3) システムインテグレーションビジネス
システムインテグレーションビジネスでは、顧客のニーズに応じてITインフラ・セキュリティ等の設計構築、導入サービスなどを提供している。
セキュリティ・ITインフラ等のソフトウェア、アプライアンスを組み合わせたシステム・アフターサービス・監視サービス等の役務提供を付加して販売している。
同社グループでは、こうした様々なサービスを、ワンストップで提供できることに強みがある。
システムインテグレーションビジネスでは、販売パートナーとの連携強化、エンジニアサービスの領域拡大に加え、AI・DX(デジタルトランスフォーメーション)・クラウドソリューションへの新たなチャレンジなどに取り組んでいる。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)


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