Reuters
発行済 2022年02月08日 13:52
[7日 ロイター] - 米バイオ医薬品大手アムジェンが7日に発表した第4・四半期決算は、売上高が3%増加した。イーライリリーのために製造している新型コロナウイルス抗体治療薬の販売に支えられた。
一方、自社の医薬品売上は価格競争圧力で1%減少した。
第4・四半期の1株当たり利益は4.36ドルで、リフィニティブがまとめたアナリスト予想の4.08ドルを上回った。経費削減や自社株買いが利益を押し上げた。
売上高は68億5000万ドル。アナリスト予想は68億7000万ドルだった。
第4・四半期の販売量は7%増加した。ただ、ジェネリック医薬品(後発薬)やバイオ後続品(バイオシミラー)との競争激化が純販売価格を押し下げた。
骨粗しょう症治療薬「Prolia」の売上高は前年比17%増加し、8億7300万ドルだった。一方、関節炎治療薬「Enbrel」の売上高は13%減の11億1000万ドル。がん治療薬「Lumakras」の売上高は4500万ドルで、アナリスト予想(5800万ドル)を下回った。
アムジェンは2020年にイーライリリーと提携し、新型コロナウイルス抗体薬の供給を増やした。この提携による収益は公表していないが、その他の売上高として計上した5億7500万ドルに含まれている。
が書いた: Reuters
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