日経平均は3日続伸、米CPI前に伸び悩み、SUMCOやルネサスに買い

Fisco

発行済 2022年02月10日 15:53

日経平均は3日続伸。
9日の米国市場では3日続伸し、305ドル高となった。
欧米でコロナ禍に伴う各種規制を緩和する動きが相次いだほか、米長期金利の低下も買いを誘った。
本日の日経平均はこうした米株高の流れを引き継いで238円高からスタートすると、朝方には一時27880.70円(前日比300.83円高)まで上昇。
ただ、今晩の米1月消費者物価指数(CPI)発表や明日からの3連休を前に伸び悩み、前引けにかけてマイナスに転じる場面もあった。
後場に入ると27700円手前でもみ合う展開が続いた。


大引けの日経平均は前日比116.21円高の27696.08円となった。
終値としては1月20日以来の高値となる。
なお、オプション2月物の特別清算指数(SQ)は27835.60円。
東証1部の売買高は13億9624万株、売買代金は3兆4508億円だった。
業種別では、建設業、電気機器、不動産業が上昇率上位だった。
一方、輸送用機器、ゴム製品、精密機器が下落率上位だった。
東証1部の値上がり銘柄は全体の66%、対して値下がり銘柄は29%となった。


個別では、東エレク (T:8035)、郵船 (T:9101)、ソニーG (T:6758)などが堅調。
好決算の半導体関連株が大きく買われ、SUMCO (T:3436)が4%の上昇、ルネサス (T:6723)が7%超の上昇となった。
その他の決算発表銘柄ではホンダ (T:7267)が5%超、資生堂 (T:4911)が6%超上昇し、フジクラ (T:5803)も急伸。
また、MBO(経営陣の参加する買収)実施を発表したアイオーデータ (T:6916)や博報堂DY (T:2433)による買収が発表されたソウルドアウト<
6553>は買い気配のままストップ高比例配分となった。
一方、売買代金トップのレーザーテック (T:6920)は朝高後にマイナス転換。
ソフトバンクG (T:9984)とトヨタ自 (T:7203)も反落し、揃って2%超下落した。
決算発表銘柄ではテルモ (T:4543)が5%近く下落したほか、住友ゴム (T:5110)などが急落。
また、ファインデクス (T:3649)や博報堂DY、ヤマトHD (T:9064)が東証1部下落率上位に顔を出した。

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