コンテナ船事業各社、ロシアと結ぶ輸送を相次ぎ停止

Reuters

発行済 2022年03月01日 10:12

更新済 2022年03月01日 21:36

[ロンドン/コペンハーゲン 1日 ロイター] - 欧米各国がウクライナに侵攻したロシアに対して経済制裁を打ち出したことを受けて、コンテナ船事業各社が、ロシアと結ぶ輸送を停止する措置を相次いで打ち出している。

日本郵船、川崎汽船、商船三井の海運大手3社が共同出資するコンテナ船事業会社、オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)は28日、顧客に対して、「ロシアのサンクトペテルブルク発着の船積み予約を、追って通知があるまで即時停止し、事業運営の実行可能性を検証する」と通告した。ロシアの港であるノボローシスク、オデッサにあるウクライナのコンテナ港の予約も停止する。