米エクソンのテキサス州製油所労働者投票、USWの存続を決定

Reuters

発行済 2022年03月15日 11:36

更新済 2022年03月15日 11:46

[ボーモント 14日 ロイター] - 全米鉄鋼労働組合(USW)は、米石油大手エクソンモービルのボーモント製油所(テキサス州)における労働者代表としての役割を存続するかの可否を決める投票で勝利した。全米労働関係委員会(NLRB)が14日明らかにした。

労働協約交渉の決裂でエクソンは昨年5月に同製油所をロックアウト(施設封鎖)し、作業員を締め出していたが、10カ月にわたる対立は終息した。

NLRBによると、投票は11月と12月に行われ、約500人の労働者が参加。労組に対する反対票は50%に届かなかった。